カテゴリ:銅版画( 17 )
海月
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      【おもかげ】      240×180(mm)



   目に留まる―――。

   いくつものスナップのなかの1枚に

   いるはずもない あなた


   声をかけたら 振り向いてくれるのだろうか?






 海月の写真を見ていたら、なんだかよく知ってる人の帽子を被ってる姿に見えてきて・・。
 もう少し半透明感を出せたら良かったなぁと思う。
 
 制作日記ばかりもなんなので、ちょっと版画も更新してみました。

     


 
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by tealbelt121 | 2006-07-29 19:34 | 銅版画
深奥の存在
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         「幽」     240×180(mm)

 


 ゆらゆらと 朧にうつる深奥に

  幽かにこごる       水の主






 「翔」と対で考えたのにこっちにうっかり力が入ってしまったお気に入りの1品。
 「翔」が動的に対しこちらは静を意識。
 蛇好きですね。時間と関係があるのもありますが、描いていて楽しいというのもありますね。
 特に眼。鱗はもう何度も修正したんですが・・美しく描けません。
 「幽」は幽霊の意味ではなく「かすかな」とか「ゆらゆら」の意味あいです。
 静謐なイメージで描いたつもりなのに、皆に怖い怖い言われます・・。なぜでしょう?
 顔モデルが自分しかいないので似せないようにしても微妙に似るのが嫌になります。

 5月に引き続き6月もスカスカで・・もはや言い訳も思いつきません!
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by tealbelt121 | 2006-06-29 20:03 | 銅版画
空の炎
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         【- 翔 -】         (240×180mm)


 
 陽炎立つ
 
 凛々しく 猛々しく

 そして 悲しく―――。





 火というと馬を思い出すんです。丙午からなんでしょうか。
 丙午の生まれの女性は気性が激しいとかいう迷信がありますが、実際はそんなことないんですよね。
 でも、激しい=怖いではなく、自分にまっすぐゆえの衝突とかだと納得できる気がします。
 自分の信念を燃え上がらせる。そして貫く。それゆえの孤高。それゆえの悲しみ。
 火 のイメージ。

 ただ、馬もっとスケッチすればよかったです・・。だめすぎました。



 またもや、制作の追い上げでネット接続できてませんでした。5月スカスカです。
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by tealbelt121 | 2006-05-21 13:47 | 銅版画
"凛とたつ孤独"と"集団のなかの孤独"
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【-佇-】 120×90(mm)


 
 しなやかにひっそりと佇む。
 そんな花だと思った。


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 【-秘-】  120×90(mm)



 華やかな集まりの噂話。
 聞こえよがしの秘密。
 
 これらもチャリティー展に出品したものです。
 
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by tealbelt121 | 2006-04-28 21:29 | 銅版画
復活を願う
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 【吐息の魔法】      600×800(mm)



 たとえ今世の体朽ちようとも
 
 この想いは永遠に

 繰りかえすいのち 繰りかえすおもい

 つぎのいのちの時でも 私は わたしのままでいたい





 究極のエゴイズムなんでしょうかね・・。
 シンメトリックなタペストリーのような図柄に憧れて、ちょっと意識してつくりました。
 虫はエジプトのスカラベの連想から。
 ミイラの装飾などで「復活」を意味するとか・・。
 【時間-人がつくりし限-】でも蝶やら蝉やら描いてますが、これもよみがえるとか復活するとか、そういう関係からの連想なんですね。
 幼虫から蛹、そして成虫になる姿が、あたかも一度死んで甦ったかのように見えたんでしょうね。
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by tealbelt121 | 2006-04-19 00:59 | 銅版画
次世代の糧となる 2
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 【生命の樹・Ⅱ・】    (240×180mm)


 

 内容に関してはⅠと連作なのでここでは触れずにおきます。

 Ⅰがどちらかというと男性系なのに対しこちらは女性系。
 全体にⅠと比べて動きのある絵を目指して見ました。
 腹が6つに割れてるようになってしまったのがちょっと頑張りすぎました・・。

 母は強し、ということで・・・。
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by tealbelt121 | 2006-04-06 23:29 | 銅版画
次世代の糧となる
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 【生命の樹・Ⅰ・】    (240×180mm)


 新しく生まれ出でる生命。
 
 自分で考え、自分で生きていけるまで

 しっかりと守ろう。そして糧となろう。
 
 この命の限り――。





 
 勾玉が未成熟な胎児と似てると思ったのは私だけでしょうか。
 この作品でメゾチントの技術的な面を大分理解できたように思います。特に刷りについて、自分なりのテクニックを手に入れたと思いました。指紋がちょっと危機ですが・・。
 自分なりに転機の作品かもしれません。
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by tealbelt121 | 2006-04-04 22:46 | 銅版画
埋めど、心凝りて
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  【心葬-umeru-】         600×450(mm)

 
 苦しいこと
 悲しいこと
 どうしようもないこと

 生きていくために忘れようと何度も何度も埋めるけど
 それは現実の土のように風化せず、ただ凝って残るだけ  

 けれども私は埋めるしかない
 できるだけ深く   できるかぎる遠く



そして私の大いなる矛盾は、忘れないように墓標をたてるのだ




 制作当時いろいろありました。
 人間関係しかり、自分のこれからの身の振り方しかり。
 正直かなり恥ずかしい作品です。
 しかし、これも自分。

  
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by tealbelt121 | 2006-03-26 19:34 | 銅版画
思い出
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  【ブランコ】     600×450(mm)


 こぐ度に空が近づき、そして遠のき。
 
 浮遊感と落下。

 ブランコが楽しいのは夢と三半規管の錯覚とのコラボレーションなのかもしれない。


 


 あんまり抑え目にしすぎて、ブランコの遠景の子供達が見えないのと、ブランコが古臭くなりすぎたせいか、何だか・・・・郷愁が漂いすぎました。
 本当はもう少し明るい雰囲気なものに仕上がるはずだったのですが・・・。
 
 この作品を制作したあと、そのモデルとなったブランコは何故か新しいものに変わってました。
 時期だったのか・・それとも?何か運命めいたものを感じたりしてしまいました。

 ついでに言い訳を少々。最近まで制作に追われていて、更新できませんでした。
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by tealbelt121 | 2006-03-23 21:33 | 銅版画
思いを馳せる
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 【太古より・・・】      600×450(mm)

 

 水母の化石があることを知って、どうしてもそれを版画で描きたかった。
 どっしりとした質感と、サラっとした表面の触感。

 古いものは、触れると何か、得体の知れない心のざわめきを感じる。
 静かに、そこにあるだけなのに、多くを語りかけてくれている。

 

 
 版画で静物は、私にとって稀です。いつも、わけのわからない自分の心の世界を表しているだけでしたので。
 見ただけで、それとわかる。押しの強いものを作りたかったのかもしれません。
 「モチーフ」は、水母の化石・カブトガニ・砂時計です。
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by tealbelt121 | 2006-03-14 01:08 | 銅版画