カテゴリ:日記( 11 )
さて。
 個展にむけてはじめたブログでしたので、一区切りついたということで、更新を一旦停止いたします。

 
 実はずっと更新を続けるべきか悩んでいたのですが、悩んでいる間に時が流れすぎて放置になりそうなんで今日決意しました次第。

 また何かの機会に更新再開したりするかもしれないので、エキサイトさまに消されるまでこのまま現状維持という形で残しておきますが・・。

 では、今まで皆様ありがとうございました。



 追記で「ハマ展」入選しました。ちっこい作品ですけど結構お気に入りのなんでよかったです。
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by tealbelt121 | 2006-11-11 20:30 | 日記
ありがとうございました!
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 昨日私の記念すべき初個展が終了しました。
 ご来館くださった皆様有難うございました。
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 初個展はお披露目のようなもの。
 これからの私にすべてがかかっているのだと思います。
 
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 しかし、これほど大勢の方とお話できたことは驚きと感謝の気持ちでいっぱいなのですが・・・



 しばらくどこか山奥でひっそりしていたい気分になったりしている私は、やはり社交性がないのでしょうかねぇ・・・。
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by tealbelt121 | 2006-10-15 19:46 | 日記
個展初日無事終了
 先週とうってかわって快晴。
 行きの電車内でも睡眠をとろうと思っていたのに、緊張とあんまりご来客がないんじゃないかという不安で目がパッチリ・・。
 しかし、蓋を開けてみれば初日が休日だったおかげか16時ごろまで休む暇もない忙しさでした・・!
 感謝です・・!!

 なかでも久しぶりに再会できた高校時代の旧友とのひと時はなかなか良いもので・・・
 「気分は高校生」などど言ったらおかしいですが、5~6年くらいお会いしてないのに、そのころと同じように会話できるという空間にしばし寛いで地を出しまくってました。お恥ずかしい・・。

 お花もたくさんいただいて、モノクロの版画が大半だったので一気に華やぎました。
 感激に打ち震える、とよく文章ではみかけますが、本当に震えるものなんですね。実感しちゃいました。

 明日からは暇かな?とか密かに思って居たりします・・・。(笑)
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by tealbelt121 | 2006-10-09 23:35 | 日記
10月9日~10月14日初個展
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 いよいよ明日からはじまります・・!
 始まる前は緊張と不安が楽しみより勝るみたいで・・今から青い顔しています。

 名前バレバレですが雅号だからいいのです。

 ユニグラバス銀座館で開催しますので、お近くの方、ご都合が合う方、よろしければ是非。
 
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by tealbelt121 | 2006-10-08 11:31 | 日記
ラスト印刷編その2
 インクを全体にのばしたところで、今度は「寒冷紗」というガーゼの親玉のような布でインクをささくれに詰めるようにこすり込みます。
 ギュギュと詰め込むように版全体にインクを詰めます。
 ※寒冷紗は新品だと糊がついていてバリバリしているのでよく揉んでから使うと使いやすいです。

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 次にインクがついてほしくない表面を「寒冷紗」→「絹布」の順に拭きあげます。
 このとき布は版につく表面にしわを作らないように持ちます。
 力をいれずに版の表面をすべらせるように、版に均等に、平行にあたるように、腕全体(大きい版の場合は体全体)を使って動かします。 
 強くこすったり、力が一部だけに入ると、せっかく詰まったインクが取れてしまいますので。

 ここからは私が勝手にやっている方法なんですが・・。
 インクのつきが自分の思う通りの絵になってきたところで、細部チェック。
 先ほどの方法では、細い白い線や点はなかなか油膜がとれなくてそのまま刷ると白はでません。
 そこで指の腹をつかって油膜を取り除きます。
 このとき、汗に注意!インクが刷れて絵に反映してしまいます。
 強くこすらず、さきほどの布と同じで表面をなでるようにします。
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 ↑がインクの詰まった版です。
 銅の輝きが綺麗で、版で飾っておきたいとかたまに思います。

 この版を「プレス機」のベッドプレートにセットし、湿らせておいた刷り紙をのせて、いざ印刷ー。

 ※刷り紙は銅版画のような凹版刷りの場合、へこんだ部分にインクがあるため、版に食い込むようにするために水につけておいて、表面の水気をとり刷ります。
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 ↑が「プレス機」。自宅のものなので小さめです。
 
 完成した版画は個展のDMに使用してます。
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by tealbelt121 | 2006-09-15 20:48 | 日記
制作日誌ラスト印刷編その1
 制作もいよいよ大詰め。
 前回制作した版をいよいよ紙に刷るわけです。

 最初に版を「リグロイン」という液体で拭き、余分な油をとります。
 「リグロイン」は薬局などで手に入りますが、お店の人に言わないと買えない危険物扱いの液体です。染み抜きとかにも使うらしいですが、何に使うの?って聞かれますよ・・。
 私の場合は専門の業者から買ってますので問題ないですけどね。

 そしていよいよインク盛り。
 メゾチントの場合私は、銅版画用インク(黒)にサクラの油性カラーインクを混ぜて使っています。あまりカラフルになると味わいが損なわれるので、分量はほどほどにしてますが。
 銅版画用インクのみですと、ぱっさりした感じなので白黒がぱっきりしてしまうんです。
 メゾの場合、ハーフトーンをしっかり見せたいので、ちょっと粘っこいインクにしています。
 インクはヘラを使ってよく練っておきます。

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 よく練ったインクを版にのせていくわけですが、このときのお役立ちアイテム「料理用のゴムベラ」。よくホットケーキなどでボウルにへばりついてるのまで綺麗にとる柄のついたヘラです。
 ケチケチしてるので家では「ケチベラ」という愛称で親しまれています。
 それの柄の部分を力技で抜き、先だけ使ってます!インクが版の上でよく伸びますよ。
 お世話になってる先生に教えていただきました。100円ショップで手に入るので便利&お手軽ですね。

 全体に満遍なくインクをのせていきます。

 長くなりそうなので、その1はここまで。
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by tealbelt121 | 2006-08-24 21:01 | 日記
いよいよ版制作段階
 前回下準備終わった版に、エスキース(下絵)をトレーシングペーパーとカーボン紙を使い転写して、↓の状態。
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 写真奥のダンボールに窓を開けトレーシングペーパーを貼り付けたものは、「遮光機」の代わりなんです。光を少し優しく差し込むようにすると、削った部分が白く反射して判り易くなるんですね。普通の状態で削ってると反射が眩しくてよくわからないんです。グラデーション等が特に。
 
 版の左側に置かれてるものは、「練り消しゴム」と「バニシャー&スクレーパー」です。
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 「スクレーパー」で削り、「バニシャー」で磨く・つぶすをします。
 「スクレーパー」は三角錐のように3つの刃が頂点で交わってるんですが、研ぐときこれが難しい・・。緩やかに丸みを帯びて頂点になるようにするので・・。
 「バニシャー」はスプーンのような形状です。しっかり白くしたいところは、油をつけてこれでよく磨くんです。また、スクレーパーで削らずこれのみでささくれをつぶすことによって淡い調子もだせたりします。

 練り消しゴムは、削ることで出た銅のカスを取るのに使います。吸い込んだら危ないですからね。マスクしたほうがいいんですが、つい息苦しくて・・。
 長生きしたい人はマスクつけましょうね。
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by tealbelt121 | 2006-08-06 11:14 | 日記
まだまだ続く下準備
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←の写真が目立て前。
 まだ銅板がピカピカしていて、鏡のように映っています。
 ベルソーが固定されてる道具は、目立てるときに少し楽になる装置です。
 版を置いている台より、高めのところに端を乗せて、斜めにすることでてこの原理を応用。
 前後に振るように動かすと徐々に前進していくわけです。
 しかし、力入れてやらないとささくれは浅くなるので、刷り上ったときの色幅がなくなります。
 一日中やると手が1,5倍になったことも・・。
 慣れないうちは腱鞘炎に注意です。
 おかげで右だけ肩から腕にかけてマッチョになってる気がします・・。

 さて、苦行の末のメゾチント版が↓です。
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 まったく反射しなくなった白っぽい版。
 
 後は4辺・4角にヤスリで傾斜をつけて、プレートマークをつくり下準備完成です。

 (※プレートマーク:銅版画特有の刷り上った絵を縁取るように凹んだ部分。これがあると銅版画とすぐにわかる。プレスして刷るので、傾斜をつけることでプレス時の段差を軽減し、版により紙を傷めたり、プレス機のフェルトを傷めたりしないようにする。)
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by tealbelt121 | 2006-07-27 11:07 | 日記
日記と分類していいものか・・
 刷り上った絵がものを言うとはいえ、銅版画がどうやって制作されているか気になる人もいるかも?
 などと思い上がって、制作日誌みたいなものも織り交ぜていこうかと。

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 写真は、メゾチント制作時の下準備のための各種道具を写したものです。
 
 ピカピカ光ってる板が言わずと知れた銅板です。
 磨き剤で磨き済みです。
 線が入っているのは、「ベルソー(下参照)」を動かすときのあたり線です。

 手袋は手の保護、版の保護に最適な冬仕様。しかし、今の季節拷問です。
 これをしてても、筋肉の疲労は軽減できないので、よく手が腫れてます。

 手前のほうにある物々しい道具が、「ベルソー」或いは「ロッカー」と呼ばれるものです。
 メゾチントの版を作るのに必要不可欠な存在です。
 先端が ∧∧∧∧∧ 拡大するとこんな感じにギザギザになっておりまして、これを版の上でゴリゴリ転がすようにすることで、表面に無数のささくれをつくるわけです。
 (※)凹版刷りは凹んだところにインクをつめてプレスして刷る方法なので、ささくれの部分にインクがつまって、刷ったときに黒い画面になるのです。

 黒い筒状のもの。わかると思いますがルーペ(拡大鏡)です。
 「ベルソー」の先端のギザギザがなくなってないかたまに見たり、ちゃんと研げたか見たりするのに使います。
 エッチング技法の腐食の度合いを見ることにも使いますのでこの形。平らな上に置いて上から見ても横から光がはいるのでよく見えます。

 最後に白っぽい四角い物体は、油砥石です。
 木版などに使われる場合は水砥石を使うのですが、水が残ると錆の原因になるので、油砥石。
 水砥石は水をしみこませて、油砥石は油をしみこませて使います。
 もちろん、上の「ベルソー」を研ぐのに使います。結構コツがいります・・。

 初回はとりあえずこんなところで。
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by tealbelt121 | 2006-07-15 18:03 | 日記
ユニグラバス小品展
 10日からはじまった小品展にようやく顔出しにいってきました。
 油彩がやはり多かったですが、版画作品も結構ありちょっと嬉しかったですね。
 
 お金ないくせに、これちょっと欲しい・・!という作品が多くてじっくりと心の画廊に焼き付けてきました。
 画廊の方と版画制作についてお話したり、書の作品をだされている方とじっくりお話させていただきました。
 書の世界や作品作りの秘話などかなり興味深かったです。額縁選びの苦労も皆さん同じなようで、二人して油彩額は素敵でいいですねとか、いずれマット(額に絵が直接あたらないようにする枠です)を色つきのもので・・!とか、野望を語り合ってしまいました。
 普段あまりしゃべらない性質なので顎が最後のほう動いてないような感じで、多分呂律も回ってなかったのではないかと心配です・・。
 気づいたら1時間以上お話してたようで、貴重なお時間を本当にありがとうございました!また土曜にお会いできるといいなぁ。

 しかし、油彩などの1点ものに比べて版画ってひとつの版で何枚か刷れるものですから、値段安めなはずなのですが、何かたいして変わらない金額が掲示されていまして・・。
 これは売れないな・・と思いました。(まぁ安ければ売れるかといえばそうでもないんですが・・)

 最終日の土曜にどうなっているか・・。楽しみなような怖いような。
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by tealbelt121 | 2006-04-12 01:24 | 日記